歌島上田クリニック

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高血圧

 収縮期血圧 (高い方の値) ≧ 140 mmHg または拡張期血圧 (低い方の値) ≧ 90 mmHg は高血圧とされています。家庭 での血圧測定では 135 / 85 mmHg 以上が高血圧とされています。また、糖尿病や慢性的な腎臓病などを合併している患 者さんは血圧を 130 / 80 mmHg 未満に下げるようすぐに治療が必要な場合があります。

高血圧の症状と病気

 自覚症状はない場合が多いのですが、血圧が非常に高値になれば頭痛・吐気・ふらつき・倦怠感 (しんどい・だるいと いった症状) といった症状を伴います。
 放置すれば全身の動脈硬化性病変が進行 (血管が硬くなり細くなってつまったり) し脳卒中・心筋梗塞 (心臓を栄養する血管 がつまって心臓の動きが悪くなる) ・心不全 (心臓の動きが悪くなり肺などに水がたまる) ・腎不全など命にかかわる重大 な病気を引き起こすことがわかっています。

高血圧の検査

 健診時に軽度の高血圧と指摘された患者さんの中には、普段の血圧は正常で検査の際にたまたま高値の場合もありますの で、1〜2 ヶ月後に医療機関を受診し再検査をしてください。
 高血圧と診断された場合には、心臓、腎臓や血管など他の臓器に高血圧による変化が生じていないか詳しく検査をする 必要があります。
 具体的には胸部レントゲン・心電図・尿検査・血液検査 (腎機能) で場合によっては心臓や首の動脈 の超音波検査 (エコー検査)、頭部の MRI ・ MRA (脳梗塞や脳血管病変の検査) が必要となります。それらの検査結果から 高血圧以外の他の病気や全身の状態から総合的に判断して治療法を選択します。

高血圧の治療

 治療としては、まず食事療法による塩分制限、体重減量と運動療法ですが、病状によってはすぐに お薬による治療を開始しなければならない場合もあります。軽度の高血圧と診断された患者さんは 2 〜 3 ヶ月間、食事療法・運動療法を行ったのち医療機関を受診し血圧の再検査をしてくだ さい。

@ 塩分は一日、7 g 以下に制限しましょう。
A 食べすぎに注意し体重減量に努めましょう。
B 間食 (おやつ) をひかえましょう。
C アルコールをひかえましょう。
D 適度の運動 (一日20分以上のウォーキング) を心がけましょう。
E 禁煙を考えましょう。
F 週に一度は体重を測りましょう。
G 来年の健診まで放置せず、 3 ヶ月に 1 回は医療機関を受診して治療方針を立てましょう。

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